2017年7月5日M&Aにおける事業デューディリジェンスの制度設計サービスを開始いたしました。
弊社、MNMコンサルティングジャパンは、得意とする製造業向けの事業デューディリジェンスの制度設計サービスを開始いたしました。
日本企業、特に大企業の最大の弱点は、意思決定のプロセスや決定要因がわかりにくく、そのうえ、意思決定そのものが遅いというものです。
これは、相手が国内企業でも海外企業で破談につながり、買収後の事業統合でも致命的な悪影響を及ぼします。
日本企業は、「仕組み」があれば、その仕組みに沿って、時には柔軟に対応をする文化をもっております。
弊社は、日本企業がM&Aの検討や実行を行う時の最適な仕組みを設計します。
(実業の分からない金融機関ではできないサービスです)
M&Aにおいて事業デューディリジェンスは最重要な項目にも関わらず、残念ながら、多くの日本企業は、うまく対応できていない分野です。
弊社の事業デューディリジェンスの制度設計の内訳は、主に事業戦略及び事業計画DD、オペレーション(生産、営業、調達、管理)DD、技術DDなどが含まれます。
日本国内でM&Aアドバイザーサービスを行っている企業様で弊社以上に体系的に事業DDを理解し、運用ノウハウを持っている会社は存在いたしません。
顧客企業が独自又は主体的に制度運用をできるよう顧客企業と共同作業で制度設計を行い、場合によっては情報システム化まで支援をいたします。
制度運用に関しても必要に応じて、制度改善や追加変更などの保守運用業務も行い、継続的に支援をいたします。
すでに弊社の考え方やサービスに共感していただいた、2社の超大手企業様からご契約をいただき、非常に順調なスタートをすることができました。
弊社関係者は、日本企業のM&Aが活発化するに従って、M&Aアドバイザー業界も新規参入が増加し、サービスのクオリティの低下、報酬と作業品質のアンバランスなどから、
多くの日本企業がM&Aアドバイザー業界に程度の差こそあれ、不信感を持っていることを大変危惧しており、日本の企業社会にM&Aが定着し、日本企業の存在感の向上に貢献したいと考えております。